Woody Herman & His Orchestra
ハーマン・バンドがSESACに残した放送用音源のアルバム。
タイトル通り従来のハーマン・バンドとはちょっと違った雰囲気を感じさせますが、バンドのキレが良い割には
通して聴いた後に記憶に残る曲がないのは不思議ですね。
全体的にどこかで聴いたような曲が多いのも気になるところ。
何故かポール・ゴンザルベスやフレディ・グリーンが参加しているのは興味深いですね。
どうでもいいですが、Wood Pecker's Ball や Take The "D" Train とかのパロディタイトルは意味不明です。
左端ジャケットはVOGUE レーベルのフランス盤LPバージョン。
中央はアルバム「The Fourth Herd」とカップリングされたお買い得CDバージョン。
右端はこれから一部がカットされた中途半端なCDで、このアルバムからは(1),(2),(6-12)のみ収録。
大好き度：★★
◎なかでもこの１曲！→「Wood Pecker's Ball」
思わずクラーク・ボーランの I Don't Want Nothin' を思い出してしまうファンキーなミディアムスイング・ナンバー。
少しラリったテナー・ソロはゴンザルベス君か？（笑）
1.That's Where It Is
2.Easy Walker
3.Draw Night
4.Freud's And Alice's
5.Aurora
6.Wood Pecker's Ball
7.Golden Gate
8.Way Up There
9.Take The "D" Train
10.Reed Blues
11.Pretty Little Girl
12.Y'Know What I Mean
Woody Herman:clarinet,alto sax
Bill Chase,Gerry Lamy,Billy Hunt,Paul Fontaine,Dave Gale:trumpet
Phill Wilson,Henri Southall,Bob Rudolph:trombone
Paul Gonsalves,John Stevens,Dick Hafer:tenor sax
Gene Allen:baritone sax
Nat Pierce:piano
Freddie Green:guitar
Chuck Andrus:bass
Jake Hanna:drums
Dec.26-27,1963, New York
Big Band Paradise
