Made In Japan

Lionel Hampton & His Big Band

同名アルバムと同じ来日ツアーのうち東京・厚生年金会館と渋谷公会堂の公演での音源で構成されたアルバムですが、こちらは古くからの定番ナンバーは抜きにしてモダンな曲をメインに構成されたゴキゲンなアルバムになっています。
ハンプトンのネームバリューだけでないアグレッシブなバンドとして聴かせるのは、コンマスを務めるマルタによるところが大きいかも知れませんね。
(1),(6)は前述の同名アルバムと同音源ですが、(2),(4)は別の日のテイクのようです。
尚、このアルバムのジャケット記載の日付は1983年ですが、前述のアルバムには1982年と記載されており、どちらが正しいのかは不明です。

大好き度:★★★★

◎なかでもこの1曲! → 「Evidence」
緊張感いっぱいのセロニアス・モンクの急速ンバー。
ミステリアスなバッキング・アンサンブルに追い立てられるようにハンプトンのバイブが一気に駆け抜けます。

1.Advent
2.Minor Thesis
3.Evidence
4.Jodo
5.Sans Souci
6.Interpretations, Opus 5

Lionel Hampton:vib
John Marshall,Barry Ries,John Walker,Vince Cutro:trumpet
Chris Gulhaugen,John Gordon,Charles Stephens:trombone
Yoshi Malta,Tom Chapin,Glen Wilson,Ricky Ford,Paul Jeffrey:sax
John Coliainni:piano
Todd Coolman:bass
Duffy Jackson:drums
Sam Turner:percussion

Jun.1&3,1983?,Tokyo