Live In Stereo From La Cabaret Casino, Paradsie Island,
Nassau, Bahamas

Count Basie & His Orchestra

ベイシーの死後に英国レーベルからリリースされたアルバムで、バハマの首都ナッソーでのライブ音源。
ストレート・アヘッド時代のパワフルなメンバーを擁するベイシー・バンドのリラックスしたライブの雰囲気が楽しめる貴重なアルバムです。
この時代の定番の Cherokee では、エディ・ロックジョウ・デイヴィスのテナー・ソロが暴れまくり。
Lonely Street のマーシャル・ロイヤルのアルト・ソロも、ライブでは悩殺度がアップしてますね。
聞きなれない曲名の Does Anyone Ever Win? は、この時代のライブでよく演奏された Good Time Blues。
年代的にも演奏からもドラムはハロルド・ジョーンズに間違いないですが、ジャケットの写真は何故かブッチ・マイルスの時代の写真。(笑)
尚、ジャケットには4月と記載されてますが、シェリダン・ディスコグラフィによると実際には2月12日のようです。
右ジャケットのフランス版コンピCDにも同じライブの音源とされる Cute と Li'l Darlin' が入っていますが、聴き比べてみると別テイクのようですので同日の別ステージの音源かも知れません。

大好き度:★★★

◎なかでもこの1曲! → 「Frankie & Johnny」
ナット・ピアースのファンキーなアレンジによる軽快なブルース・ナンバー。
ハロルド・ジョーンズのキレの良いビッグバンド・ドラミングが気持ちいいです。

1.Introduction
2.All Of Me
3.Frankie & Johnny
4.Cute
5.Lonely Street
6.Cherokee
7.Does Anyone Ever Win?
8.A Night in Tunisia
9.Little Darlin'
10.Blues In Hosses Flat

Al Aarons,Sonny Cohn,Oscar Brashear,Gene Coe:trumpet
Richard Boon,Frank Hooks,Grover Mitchell,Bill Hughes:trombone
Marshall Royal,Bobby Plater:alto sax,clarinet
Eddie "Lockjaw" Davis:tenor sax
Eric Dixon:tenor,flute
Charlie Fowlkes:baritone sax
Count Basie:piano
Freddie Green:guitar
Norman Keenan:bass
Harold Jones:drums

Feb.12,1969, Bahamas