Thad Jones・Mel Lewis Oechestra
ポーランドのワルシャワで開催された「Jazz Jamboree '78」でのライブ。
PA越しの収録と思われるイマイチの録音音響ではありますが、サド・メル最末期の演奏を聴くことができる貴重な音源です。
フランク・フォスターの美しいナンバー Cecilia Is Love でフューチャーされるラリー・モスのフリューゲル・ソロが素晴らしいです。
ウルトラ・テンポのFingersはワイルド感爆発の世紀末モード？(笑)。
左端ジャケット（二つ目は裏）の元LPは４曲のみの収録ですが、CDバージョン（左から三つ目のdisk2）には、同日の演奏から
さらに３曲（I Love You, And I Love You So, That's Freedom）が追加されてます。
「A Touch Of Class」とタイトルされたCD（右から二つ目）は、上記CDから肝心の Fingers が割愛されている６曲構成。
右端ジャケットはこの「A Touch Of Class」と「Body And Soul」の一部（ABC Bluesが割愛）が収録された中途半端なCD。
大好き度：★★★
◎なかでもこの１曲！→「Quietude」
数あるサド・メルのレパートリィの中でも最も好きなナンバーのひとつ。
「素晴らしい」とか「美しい」とかの言葉を超越した透き通った世界があります。
1.Quietude
2.Con Get Chu
3.Cecilia Is Love
4.Fingers
Thad Jones,Trumpet; Mel Lewis,drums;
Larry Moss,trumpet; Irvin Stokes,trumpet;
Simo Salminin,trumpet; Ron Tooley,trumpet;
John Mosca,trombone; Lu Robertson,trombone;
Lilly Bienenfield,trombone; Doug Purviance,trombone;
Dick Oatts,alto sax; Steve Coleman,alto sax;
Rich Perry,tenor sax; Robert Rockwell,tenor sax;
Charles Davis,baritone sax;
Jasper Lundgaard,bass; Jim Mc Neely,piano;
Oct.26.1978, Warsaw, Poland
Big Band Paradise
