原信夫とシャープス・アンド・フラッツ
見砂直照と東京キューバン・ボーイズ
同年２月に制作されたシャープとキューバンのステレオ競演によるアルバム
「Big Band Scope」の続編で今回は映画音楽大特集。
アレンジは三保敬太郎、前田憲男、小野崎孝輔、山木幸三郎が分担して
両バンドの魅力をいっぱいに引き出したゴージャスなサウンドを提供してます。
収録されたナンバーからさすがにポップス系アルバムのイメージが強いですが、
ここは当時の国内トップクラスのフルバンドの競演の迫力にドップリ浸かって
楽しみたいと思います。
尚、前回と同様に、これだけ大人数のフルバンドをバランス良くかつクリアーに
聴かせるＳＤＳの録音技術に脱帽。
右ジャケットはこのアルバムからの10曲と、前回の「Big Band Scope」からの10曲を
コンピにした中途半端なCDバージョン。
大好き度：★★
◎なかでもこの１曲！→「Do Re Mi」
映画「サウンド・オブ・ミュージック」からご存じの「ド・レ・ミの歌」。
両バンドの個性と魅力を際だたせる前田憲男氏のエキサイティングなアレンジが
素晴らしいです。
1.Get Me to the Church on Time
2.Goldfinger
3.Singin' in the Rain
4.Day of Wine and Roses
5.Orfeo Negro
6.Whatever Lola Wants
7.Echappement Libre
8.Do Re Mi
9.L' Eclipse
10.The Girl from Ipanema
11.Light out of Darkness
12.The Third Man-Theme
Dec.6-18,1965, 文京公会堂/東京
Big Band Paradise
