That's Big Band

Nobuo Hara and His Sharps & Flats



1951年に結成したシャープス&フラッツの50周年(!)記念アルバム。
自己のバンドで半世紀も活動すると言う大偉業を成し遂げた原信夫氏が、ストリングスと
ボーカルを加えたゴージャスなサウンドで往年のスィング・ナンバーを楽しませてくれる
まさに「ビッグバンド!」を堪能させるアルバムです。
全編がロジャー・ニューマンとロン・ノーマンによるフレッシュなアレンジで、聴き慣れた曲も
斬新なサウンドでリファインされたステキな仕上がりですね。
兎にも角にも、原信夫氏のビッグバンドへの情熱とエネルギーにただただ脱帽です。

大好き度:★★

◎なかでもこの1曲!→「Strike Up the Band」
シットリとしたストリングスで奏でる行儀の良いテーマに「ん?」と思うのは最初だけ。
鋭いハイハット・レガートとともにこのナンバー本来の豪快なジャンプ・ナンバーに変身して
途中でディキシーまで飛び出すエンターテイメントに嬉しくなる事ウケアイです。

1.Strike Up the Band
2.I've Heard That Song Before
3.My Silent Love
4.I Get a Kick Out of You
5.Cheek to Cheek
6.I Cried for You
7.Just One of These Things
8.Rumba Medley (My Shawl~Amapola~Estrellita)
9.I've Got You Under My Skin
10.Candy
11.Strangers in the Night
12.Moonlight Serenade
13.Mack the Knife

森川周三,マイク・プライス,神村英男,福島照之,木幡光邦:trumpet,Flugel
谷山忠男,佐藤俊次,片岡雄三,堂本雅樹:trombone
猪目慎一:alto sax,soprano sax,piccolo,flute,clarinet
鈴木孝二:alto sax,flute,clarinet
高橋達也:tenor sax,clarinet
唐木洋介:tsnor sax,flute,clarinet
森川信幸:baritone sax,bass clarinet
岩見淳三:guitar,秋元公彰:bass
稲垣貴庸:drums,鷹野潔:piano
高田あずみとそのグループ:strings
パメラ・マッカーシー,旗照夫,まきみちる:vocal

Mar.28-29 & Apr.2,2000, Tokyo

Big Band Paradise