The Buddy With The Killer Force Band
カリフォルニアのサクラメントの高校でのライブを収録したアルバム。
リッチがバリバリにドライブする強力なキラー・フォース・バンドのパワフルな演奏ですが、
ライブの雰囲気はちょっと盛り上がり欠ける地味な印象のアルバムですね。
Tales Of Rhoda Ratは、アルバム「Plays and Plays and Plays...」ではTime Outとして
演奏されているサウンド・ポエム風ナンバー。
ラス前のディズニー・ナンバーSomeday My Prince Will Comeは、全編ピアノ・ソロで
ラストの大曲に備えるバンド休憩モード。
いつになくショート・バージョンのウェスト・サイドは、1960年代の演奏のような緊張感は
薄れてしまったのはやむを得ないですかね。
冒頭のintroは、リッチ自身の言葉によるメッセージ。
大好き度：★★
◎なかでもこの１曲！→「Grand Concourse」
ピアノのボブ・ケイのオリジナルによるカッコいいマイナー系組曲ナンバー。
1960年代のライブなら熱狂大ウケでしょうな、きっと。
1.Intro
2.Grand Concourse
3.Bugle Call Rag
4.Tales Of Rhoda Rat
5.Slow Funk
6.Someday My Prince Will Come
7.West Side Story Suite
Buddy Rich,drums;
Paul Salvo,trumpet; Dave Kennedy,trumpet;
Chuck Scmidt,trumpet; John Marshall,trumpet;
Bill Boyole,trombone; John Mosca,trombone;
Dale Kirkland,trombone;
Andy Fusco,alto sax; Chuck Wilson,alto sax;
Steve Marcus,tenor sax; Gary Pribek,tenor sax;
Greg Smith,baritone sax;
Bob Kay,piano; Tom Warrington,bass;
Mar.3,1978,Sacramento,California
Big Band Paradise
