Quincy Jones And His Orchestra
1961年にクインシーがバンドを率いて敢行した２度目の欧州ツアーのうちスイスのチューリッヒでのライブ。
これは児玉紀芳氏がマーキュリー・レーベルの倉庫から発見した発掘音源だそうで、メンバーも当時の写真から
判別したためバス・トロンボーンが誰だかは不明とのことです。
相変わらずの豪華メンバーですが、23歳のフレディ・ハバードが初渡欧で参加しているのが注目。
Solitude でのメルバ・リストンのトロンボーン・ソロがダイナミックかつ美しいです。
大好き度：★★★
◎なかでもこの１曲！→「Bess You Is My Woman Now」
名手フィル・ウッズの超メロウなアルトをフューチャーしたお馴染みのガーシュイン・ナンバー。
ソロを盛り上げるクインシーのバック・アレンジも素晴らしいです。
1.Air Mail Special
2.Banjaluka
3.Bess You Is My Woman Now
4.Solitude
5.Stolen Moments
6.Moanin'
Benny Bailey,Freddie Hubbard,Rolf Ericson,Paul Cohen:trumpet
Curtis Fuller,Melba Liston,Ake Persson,plus one:trombone
Phill Woods,Joe Lopes:alto sax
Eric Dixon,Budd Johnson:tenor sax
Sahib Shihab:baritone sax
Julius Watkins:french horn
Patti Bown:piano
Les Spann:guitar,flute
Buddy Catlett:bass
Stu Martin:drums
Mar.10,1961, Zurich/Switzerland
Big Band Paradise
