Back at the Club

小曽根真 featuring No Name Horses

1970年代頃の学バン関係者なら卒倒しそうな選曲で、ブルーノート東京での10公演からのライブ収録音源を収録したアルバム。
国内トップ・ミュージャンによるビッグバンドの演奏でこれらの曲が聴ける事だけでも驚きですが、荒削りなアンサンブルと前のめりのリズムからは気合いで乗り切る学バンの雰囲気も感じますので、ひょっとしたらリハ無しのぶっつけ本番なのかも知れませんね。
いずれも小曽根流のヒネリはありますが、オリジナル・バージョンのイメージが強すぎて逆に違和感を感じてしまうのは歳のせい?(笑)

大好き度:★★

◎なかでもこの1曲! → 「Freckle Face」
とどのつまりは、オリジナルに一番忠実なこの曲が落ち着きますね。
バシっとキマるアンサンブルも気持ちいいですし、奥村晶のメロデックなソロも素晴らしいです。

1.Don't Git Sassy
2.Ya Gotta Try
3.Freckle Face
4.Us
5.Love For Sale
6.A Child Is Born
7.Shiny Stockings
8.Nutville
9.Corner Pocket

小曽根真:piano
エリック宮城,奥村晶,岡崎好朗:trumpet
木幡光邦:trumpet,flugel
中川英二郎,片岡雄三:trombone
山城純子:bass trombone
近藤和彦:alto sax,soprano sax,flute
池田篤:alto sax,flute
三木俊雄:tenor sax
岡崎正典:tenor sax,clarinet
岩持芳宏:baritone sax,clarinet
中村健吾:bass
高橋信之助:drums

Aug.27-Sep.1,2010, Tokyo