Harry James...Today!

Harry James New Swing Band



オールド物からエリントンまでいろいろな曲を凝ったアレンジで豪快にスイングするアルバム。
アーニー・ウィルキンスとボブ・フローレンス(2,3 のみ)の洒落たアレンジで従来のダンス・スイングからの脱却を
図っているようですが、全体を通してハリーのソロはほとんどがミュート・トランペットなのも新しい試みですかね?
古臭い King Porter Stomp がお洒落にスイングするギャップにはちょっと戸惑いがありますが、派手なアレンジの
Rockin' In Rhythm や Take The "A" Train はエリントンが聴いたらビックリするかも知れませんね。(笑)
エコーがビンビンの派手な録音音響がちょっと鼻につきますが、キレの良いアンサンブルとメリハリのあるドラムは〇。

大好き度:★★★★

◎なかでもこの1曲!→「Eyes」
ミディアム・ファーストのテンポで軽快にスイングするナンバーでボブ・フローレンスのオリジナル。
自分もちょっと演ってみたくなる曲ですね。

1.Undecided
2.Satin Doll
3.Eyes
4.End Of Town Blues
5.King Porter Stomp
6.Ensemble
7.Jersey Bounce
8.Rockin' In Rhythm
9.Take The "A" Train
10.Lester Leaps In

Harry James:trumpet
Rob Turk,Nick Buono,Larry McGuire,Verne Guertin:trumpet
Ray Sims,Vincent Diaz,Ernie Tack:trombone
Willie Smith,Herb Lorden,Sam Firmature,Jay Corre,Ernie Small:sax
Jack Perciful:piano
Russ Phillips:bass
Teyy Rosen:guitar
Tony DeNicola:drums

Mar.1961, Hollywood

Big Band Paradise