Trumpet Rhapsody

Maynard Ferguson
Orchestra/Rolf Hans Muller



ロルフ・ハンズ・ミューラーが率いるオーケストラをバックにファーガソンのラッパが自由奔放に唄いまくるゴキゲンなアルバム。
ファンキーなモダンJAZZあり、思い切りスィングする4ビートあり、しっとりとしたバラードあり、スパニッシュもあればゴスペルもありで、
1960年代のファーガソンの魅力がこれ一枚でたっぷり楽しめます。
Got The Spiritは以降のファーガソン・バンドの定番となるスリリングなゴスペル・ナンバー。
美しいバラードのTenderlyでのハイ・ノート・ソロは、ファーガソンならではですね。
どのジャケット・バージョンも中身は同じですが、何故か右から2つ目のバージョンのジャケットは「1969」?
尚、右端ジャケットは国内盤バージョン。
近年になってCD化されたのは朗報。

大好き度:★★★★★

◎なかでもこの1曲!→「It's Almost Like Being In Love」
いきなり豪快にぶっ飛ぶ超ハイテンポのゴキゲンな4ビート・ナンバー。
Everything's Coming Up Rosesライクなオープニングに持って来いのデーハなナンバーで、
もちろんファーガソンのトリッキーなラッパ炸裂してます。

1.It's Almost Like Being In Love
2.Knarf
3.Ole
4.Dancing Nitely
5.Tenderly
6.Whisper Not
7.Got The Spirit

The Sudwestfunk Big Band conducted by Rolf-Hans Muller
Kurt Sauter, Rolf Schneebiegl, Claus Mitschele, Siegfried Achhammer; trumpet
Heinz Hermansdorfer, Wermer Btez, Georg Hohane, Gert Lachmann; Trombone
Ridi Flierl, Gert Husemann; tenor sax
Johnny Feigl; baritone sax
Wermer Baumgart; alto sax
Berns Fischer; sax
Dieter Reith; piano
Jurgen Franke; guitar
Werner Schulze; double bass
Hermann Mutscheler; drums

Dec.1967,Baden-Baden

Big Band Paradise