Manhattan Fever

Frank Foster And The Loud Minority



日本人プロデュースで制作されたフランク・フォスターが率いるリハーサルバンドのアルバム。
ポスト・サド・メルとして注目のバンドですが、サド・ジョーンズとフランク・フォスターが共にベイシー・バンドの
スター・プレイヤーだった事を思うとあらためてベイシーの懐の深さを感じさせます。
Four Five Six はベイシー・バンド在籍時代のアルバム「Easin' It」にも収録されているミディアム・ブルース。
アルバムタイトル・ナンバーのManhattan Feverは、フランク・フォスター自身のオリジナルになる6/8拍子系の
ファンキーなナンバーですが、変態系のベース・ラインは個人的には相性が良くないかも。
CDはバージョンはアルバム「Bursting Ou!」の2曲がボーナス・トラックとして収録されてます。

大好き度:★★

◎なかでもこの1曲!→「Thruway Traffic」
原信夫と#&♭の結成20周年の時にシャープからの依頼で作られたカッコいいアバンギャルド系ナンバー。
テーマ・アンサンブルの緊張感が好きな人向け。

1.Thruway Traffic
2.Four Five Six
3.Manhattan Fever
4.Marie Jean

Frank Foster:tenor&soprano sax
Leroy Barton:alto sax
Charles Williams,William Saxton,William Cody,Douglas Harris:tenor sax
Kenneth Rogers:baritone sax
Kiane Zawadi,Charles Stephens,Janice Robinson,William Lowe:trombone
Willie Davis:tuba
Sinclair Acey,Virgil Jones,Joe Gardner,Don McIntosh,Chris Albert:trumpet
Michael Tucker:piano
Ted Dumper:guitar
Earl May:bass
Charles Persip:drums
Roger Blank:percussion

Nov.29-30,1977, New York

Big Band Paradise