City Of Brass

Eric Miyashiro & EM BAND



エリック宮城プレゼンツの第2弾で、ラスト2曲以外はエリック自身のオリジナル。
前作にも増してビッグバンドでブラスの可能性をとことんまで追求する意欲的なアルバムです。
Fluffyはリッチ・バンド時代に影響を受けたボブ・ミンツァーに捧げたと言う軽快なサンバ。
タワーオブパワー系のキレの良いアンサンブルが小気味よいKen's Barでのトランペットとバルブ・
トロンボーンのバトルはエリックの一人バトルだそうです。
Kokopelli II は前作の続編で、リズムも含めてブラス楽器だけで演奏される実験的作品。
ガラっと雰囲気が違うバラードチックに演奏されるThe Star Spangled Bannerは哀愁か?望郷か?

大好き度:★★

◎なかでもこの1曲!→「Basara」
エリック自身が休み無しのスタジオワークの合間をぬって1日で書き上げたと言う、アンサンブルが
縦横無尽に暴れまくるアグレッシヴなナンバー。
ボケッと聴いてると、この曲の持つパワーとエネルギーに吹き飛ばされそうになります。

1.Basara
2.Fluffy
3.Bass Flux
4.Ken's Bar
5.Loop pooL
6.Kokopelli II (In the City of Brass)
7.The Warriors
8.The Star Spangled Banner

エリック宮城:trumpet,etc
西村浩二,木幡光邦,横山均,小林正弘:trumpet,flugel
中川英二郎,松本治,Fred Simmons,佐野聡,清岡太郎:trombone
渕野繁雄,鈴木明男,近藤和彦,黒葛野敦司,宮本大路,
山本拓夫,斉藤晴,佐藤達哉,Bob Zung:reeds,flute
高山一也:guitar
松本峰明,阿部潤:keyboard
村上聖,Chris Silverstein:bass
岩瀬立飛:drums

2003?

Big Band Paradise