Third Generation

The Duke Ellington Orchestra

マーサー・エリントンの亡き後にバンドを引き継いだ息子のポール・マーサー・エリントンの指揮によるザ・デューク・エリントン・オーケストラのアルバム。
エリントンのスタンダードばかりとは言えオリジナルのテイストは微塵もありませんが、今風のエンターテイメント・バンドとしてジャズ・クラブとかのライブで聴いたら楽しめるノリですね。
老舗の三代目として、伝統は利用しながらも古いスタイルを維持するだけではないエネルギーを感じます。
オリジナル・エリントン・バンドの末期からずっと在籍しているトランペッターのバリー・リー・ホールがミュージカル・ディレクターを務めてます。

大好き度：★★★

◎なかでもこの１曲！ → 「Cotton Club Stomp」
エリントン・バンドが1920年代にコットン・クラブで活躍していたころの軽快なストンプ・ナンバー。
この曲をエリントン・スタンダードに加えたセンスは好きです。

1.Take The A Train
2.Black And Tan Fantasy
3.Caravan
4.Cotton Club Stomp
5.Do Nothin' Till You Hear From Me
6.In A Mellow Tone
7.Mood Indigo
8.Satin Doll
9.In A Sentimental Mood
10.Just Squeeze Me
11.The Mooch
12.Things Ain't What They Used To Be

Mark Gross,Cleave Guyton:alto sax,clarinet,flute
Shelley Carrol:tenoe sax,clarinet,flute
Bobby Lavell:tenor sax,clarinet
Robert Landham:baritone sax,clarinet
Dion Tucker,Stafford Hunter Ⅲ:trombone
Jack Jeffers:bass trombone
Kevin Bryan,James Zollar,Chris Albert,Ravi Best:trumpet
Tommy James:piano
Hassan Abdul-Ashkur:bass
Marty Morell:drums

Jun.2,2009, New York