The Count Basie Orchestra
グローバー・ミィッチェルに替わり、約50年前のアトミック時代のメンバーでもあったビル・ヒューズが
リーダーとなっての来日公演ライブで、ゲスト・ボーカルにメルバ・ジョイスが共演。
ステージ・コンサート向けレパートリーの単なるライブ・レコーディングですが録音サウンドが素晴らしく、
ベイシーバンドの魅力・迫力が十二分に伝わってくる秀逸なライブ・アルバムです。
ここでもやっぱブッチ・マイルス君の華麗なビッグバンド・ドラムがこのバンドの大きな魅力ですね。
新作ナンバー路線の前作から一転してトリビュート・バンドとしての定番ナンバーのオンパレードですが、
Discommotion（Basie!ではない）やSegue in "C"はフリーク好みの選曲かも。
ベイシー・スタンダードから不動のアンコール曲となったJumpin' at the Woodside～April in Parisまで、
トップレベルのビッグバンドを理屈抜きに楽しめるステージはやっぱ安心できますね。
Body and SoulとLover Come Back to Meはメルバ・ジョイスのボーカル・ナンバー。
大好き度：★★★
◎なかでもこの１曲！→「Whirly-Bird」
ベイシー・バンドのステージで嬉しい曲と言ったらやっぱりコレ。
定番で耳タコでもやっぱり文句なしに盛り上がってしまうエンタテイメント・ナンバーです。
1.Corner Pocket
2.Discommotion
3.Blues in Hoss' Flat
4.Segue in "C"
5.Basie Power
6.We're in Love Again
7.In a Mellow Tone
8.Body and Soul
9.Lover Come Back to Me
10.Whirly-Bird
11.Jumpin' at the Woodside
12.One O'Clock Jump
13.April in Paris
Bill Hughes,leader,trombone;
John Williams,baritone sax; Doug Miller,tenor sax;
Doug Lawrence,tenor sax; Marshall McDonald,alto sax;
Grant Langford,alto sax;
Clarence Banks,trombone; Alvin Walker,trombone;
David Keim,trombone; Barry Cooper,trombone;
Scotty Barnhart,trumpet; Michael Williams,trumpet;
Shawn Edmonds,trumpet; Endre Rice,trumpet;
Butch Miles,drums; James Leary,bass;
Will Matthews,guitar; Tony Suggs,piano;
Melba Joyce,vocal;
Oct.28,2005, Sendai /Japan
Big Band Paradise
