Jazzfest Masters

Count Basie and his Orchestra



ニュー・オリンズのジャズ・フェスティバル出演時のライブで、TV番組「Sounds Of Summer」として
収録された音源のようです。
お馴染みのナンバーが淡々と演奏されるステージですが、ドラムのハロルド・ジョーンズが引っ張る
リズム隊のテンションが高く全般的にアップテンポでの演奏でちょっと落ち着かないかも。
特に超絶ナンバーのWhirlybirdやBasieではホーンが息切れしそうなテンポでブっ飛ばしますので、
聴いているほうがハラハラしますな。
Cuteでの転がるようなブラシ・ソロやサックス・ソリも、個人的にはもう少しキュートな感じのほうが
好きですが。
One O'Clock Jumpではバディ・テイトとクラーク・テリーがゲスト・ソロで参加してます。

大好き度:★★★

◎なかでもこの1曲!→「Coner Pocket」
ここでもハロルド・ジョーンズの強烈なビート感とメリハリがあるドラミングの存在感が凄く、
このリズム隊にあおられて鬼吹きになるホーン・セクションはご苦労さんですね。
エディ・ロックジョウ・デイビスのソロはちょっとヨタり気味かも(笑)。

1.Whirlybird
2.April In Paris
3.L'll Darlin'
4.Corner Pocket
5.All Of Me
6.Cherokee
7.Cute
8.Lonely Street
9.Good Time Blues
10.Basie
11.One O'Clock Jump

Marshall Royal,alto sax; Bobby Plater,alto sax; Eric Dixon,tenor sax,flute;
Eddie Davis,tenor sax; Charles Fowlkes,baritone sax;
Gene Goe,trumpet; Sonny Cohn,trumpet;
Oscar Brashear,trumpet; Al Aarons,trumpet;
Grover Mitchel,trombone; Richard Boone,trombone;
Bill Hughes,trombone; Frank Fooks,trombone;
Count Basie,piano; Freddy Green,guitar;
Harold Jones,drums; Norman Keenan,bass.

(11) Buddy Tate,tenor sax; Clark Terry,trumpet;

Jun.1969, New Orleans

Big Band Paradise