Dance Along With Basie

Count Basie And His Orchestra



タイトル通り、ダンスに持ってこいのナンバーでまとまっているアルバム。
ダンス・ナンバーと言ってもそこは強力メンバーが勢揃いのベイシー・バンドですから、
素晴らしいアンサンプル、ソロ・プレイがたっぷり楽しめます。
Makin' Whoopeeではアル・グレイと思われるミュート・トロンボーンのステキなソロが
嬉しいですし、Mistyでは珍しくチャーリー・フォークスのバリトンを大フュチャーした
バラードをしっとり聴かせます。
Easy Livingのイントロでは、フレディ・グリーンのアルペジォ・ソロがクローズアップ
されていてフレディの生ギターの音もしっかり聴けますよ。

大好き度:★★★

◎なかでもこの1曲!→「Fools Rush In」
いきなりトロンボーンの分厚いアンサンブルのテーマでスィンギーに盛り上げる
美しいミディアム・スローのナンバー。
中間部のマーシャル・ロイヤル・リードのサックス・ソリは、まさに100万ドルの
サックス・セクションですよね。
ミラー・ボールがきらめくボール・ルームで、こんなバンドを入れてダンスパーティ
をやったら豪華だなぁ。。。

1.It Had To Be You
2.Makin' Whoopee
3.Can't We Be Friends
4.Misty
5.It's A Pity To Say Goodnight
6.How Am I To Know
7.Easy Living
8.Fools Rush In
9.Secret Love
10.Give Me The Simple Life

Marshall Royal,sax; Frank Wess,sax,flute; Frank Foster,sax;
Billie Mitchell,sax; Charlie Fowlkes,sax;
Snooky Young,trumpet; John Anderson,trumpet;
Thad Jones,trumpet; Joe Newman,trumpet;
Henry Coker,trombone; Al Gray,trombone;
Benny Powell,trombone;
Freddie Green,guitar; Count Basie,piano;
Eddie Jones,bass; Sonny Payne,drums;
Joe Williams,voacal;

Dec.15,1959,New York(1,10,5)
Dec.16,1959,New York(8,2,7,9)
Dec.28,1959,New York(3,4,6)

Big Band Paradise