The World Is Waiting For The Sunrise

Ken-ich Sonoda and his Dixie Kings
Nobuo Hara & his Sharps & Flats



結成20周年の薗田憲一とデキシー・キングスが結成30年のシャープス・アンド・フラッツ
と共演して、ビッグバンドをバックにお得意のデキシー・ナンバーでノリまくるアルバムで、
アレンジは小川俊彦、杉村彰、前田憲男、内堀勝、上田力の5人の分担による豪華版。
この手のアルバム制作にありがちな多重録音をせずに、ビッグバンドとデキシー・バンドが
一堂に集まって一発勝負の同時録音で作られたと言うのがちょっとビックリ。
ビッグバンドだけで演奏するのっぺりとしたデキシーと違って、スリリングなソロプレイが
醍醐味のデキシーをゴージャスなサウンドで味わえる面白いアルバムです。

大好き度:★★

◎なかでもこの1曲!→「That's A Plenty」
オープニングから文字通りいきなりゴキゲンになる軽快なデキシーのスタンダードで、
アレンジは小川俊彦。
エンディング・コーラスの集団即興による盛り上がりはデキシーの醍醐味ですよねっ。

1.That's A Plenty
2.Basin Street Blues
3.Dixie
4.My Inspiration
5.South Rambert Street Parade
6.High Society
7.Savoy Blues
8.Lassus Trombone
9.When It's Sleepy Time Down South
10.The World Is Waiting For The Sunrise

Mar.3,9,11,1981

Big Band Paradise