シャープとドドンパ

原信夫とシャープス・アンド・フラッツ



戦後の純国産?リズムのドドンパやマンボでジャズとラテンのスタンダードを演奏した10インチLPアルバム。
当時は意図的にドドンパを流行させようと気運があったらしくこのアルバムもその手の企画物かも知れませんが、
実際にはドドンパはペペ・モルトによるアレンジの3曲(1,3,6)だけです。
ライナー・ノーツはジャズ評論家!の大橋巨泉氏。
2016年になって、10インチLPには収録されていなかった2曲 (Tabu, Mama Inez) も含めて、日本コロンビアの
オンデマンドCDシリーズで初CD化されました。

大好き度:★

◎なかでもこの1曲!→「Take The 'A' Train」
かの名曲がドドンパに料理されてますが、コミカルな細工もあって流石にこれは聴くに忍びない・・・。

1.St.Louis Blues
2.Besame Mucho
3.Temptation
4.Poinciana
5.Moritat
6.Take The 'A' Train
7.Estrellita
8.La Comparsa
9.Amapola
10.Frenesi

森川周三,伏見哲夫,篠原国利,田中英二:trumpet
谷山忠男,田中彰,黒飛久士,越後治夫:trombone
五十嵐明要,森川信幸:alto sax
原信夫,谷口和典:tenor sax
原田忠幸,山屋清:baritone sax
大西修:piano
竹内弘:bass
武藤敏文:drums
ジョーヤ増渕,今村裕司:bongo,conga

ペペ・モルト:arr (1,3,6)
山屋清:arr (2,4,8)
半間厳一:arr (5)
内藤法美:arr (7)
前田憲男:arr (9)
大西修:arr (10)

1961

Big Band Paradise