All In Love Is Fair

Nobuo Hara & His Sharps & Flats



レオン・ラッセルやスティービー・ワンダーのナンバーを初めとする1970年代の
ポップス曲をビッグバンドで聴かせる企画で、アレンジをキム・リッチモンドや
ロジャー・ニューマン等の米国人アレンジャーに依頼して制作されたアルバム。
当時としては斬新な試みだったようですが、今聴くとどうしても「きらめくリズム」
サウンドに聴こえてしまうのが残念。
特に"You Are My Sunshine"のメロディーを取り込んだスティービーの"You Are
The Sunshine Of My Life"のアレンジは、個人的にはイタダケないなぁ。。。

大好き度:★

◎なかでもこの1曲!→「This Masquerade Part 2」
静かなイントロから一転して軽快な16ビートで軽快に飛ばして最後は落ち着いた
ボサノヴァでシメる、レオン・ラッセルのお馴染みのナンバー。
途中で登場する唐木洋介のテナー・ソロがなかなかカッコいいです。

1.This Masquerade Part 1
2.Sir Duke
3.A Song For You
4.You Are My Sunshine Of My Life
5.Wave
6.The Summer Knows
7.All In Love Is Fair
8.This Masquerade Part 2

前川元,鈴木和雄:alto sax
唐木洋介,原信夫:tenor sax
森川信幸:baritone sax
森川周三,佐波博,横山均,羽毛知也:trumpet
川口日出夫,佐藤俊次,花坂義孝:trombone
及川芳雄:bass trombone
川上和彦:guitar,蒲池猛:piano
小林順一:bass,阿野次男:drums

Jul.1977?

Big Band Paradise