Last Forever

原信夫とシャープス&フラッツ

2008年11月から翌年7月まで敢行されたシャープのファイナル・コンサート・ツアーの皮切りとなる東京文化会館でのライブを収録したアルバム。
クラシックの殿堂とも言えるホールでの開催と言う事もあり、ヴォーカル・ナンバー無しのバンド演奏だけのコンサート形式ですね。
バティ・リッチ・バージョンの West Side Story Medlay は意外な選曲ですが、パワフルなブラス隊と稲垣貴庸の熱演が素晴らしいです。
アンコールの It's A Small World も珍しいですが、何か思い入れがありますかね。
尚、当日に演奏された17曲のうち、このCDに収録されなかった4曲(Take The "A" Train,The Midnight Sun Will Never Set,すみ絵,Come Back To Sorrento)は、同時発売の映像版DVDで聴くことができます。

大好き度:★★★★

◎なかでもこの1曲! → 「Artistry In Rhythm」
スタン・ケントンの代表曲としての選曲と思いますが、80年以上前の作品とは思えないモダンなサウンドがシャープのスリリングな演奏で蘇ります。

1.One O'Clock Jump
2.Blues On Parade
3.Artistry In Rhythm
4.West Side Story Medlay:
 Overture/Cool/Something's Coming/Somewhere
5.That's A Plenty
6.In The Shade Of The Old Apple Tree
7.梅ヶ枝の手水鉢
8.古都
9.真赤な太陽
10.Aranjuez
11.Sing Sing Sing
12.It's A Small World
13.Blue Flame

原信夫:tenor sax
猪目慎一:alto sax,soprano sax,flute,clarinet
大山日出男:alto sax,flute,clarinet
佐藤達哉:tenor sax,clarinet
森川信幸:baritone sax
片岡雄三,佐藤俊次,橋本佳明:trombone
堂本雅樹:bass trombone,tuba
数原晋,Mile Price,佐久間勲,菊池成浩:trumpet
鷹野潔:piano
岩見淳三:guitar
佐藤正:bass
稲垣貴庸:drums

Nov.2,2008, Tokyo