Buddy Rich And His Orchestra
リッチが自身のビッグバンドを旗揚げした翌年のハリウッド・パラディアムでのライブを収録したアルバム。
ラジオ放送用音源らしく、アナウンサーのスマートな司会に乗ってイケイケのスイング・ナンバーでノリまくる
リッチの強烈なドラムが炸裂します。
The Frim Fram Sauce と It's About Time の２曲は、リッチの得意のボーカルをフューチャーしたナンバー。
タッド・ダメロンのアレンジによる Just You, Just Me は、このアルバムでは唯一ちょっとモダンなサウンドです。
全編がいかにも1940年代のスイング・バンドと言う感じですが、ベースが叩き出すビートが強烈でスゴイです。
中央ジャケットも中身は同じ。
(2)を除いて右ジャケットでCD化されています。
大好き度：★★★★
◎なかでもこの１曲！→「Dateless Brown」
この時代のリッチ・バンドにアレンジを多数提供していたエディ・フィンケルの
アレンジによる気持ちよくスィングするナンバーで、後半ではリッチのパワフル
なソロも楽しめます。
1.Feather Merchant
2.Day By Day
3.It's Only A Paper Moon
4.Dateless Brown
5.You've Got Me Cryin' Again
6.Rags To Riches
7.The Frim Fram Sauce
8.Cool Breeze
9.Poontang
10.I'm Always Chasing Rainbow
11.Just You, Just Me
12.It's About Time
13.Let's Blow
Buddy Rich:drums,vocal
Tommy Allison,Bitsy Mullens,Pinky Savitt,Louis Oles:trumpet
Earl Swope,Johnny Mandel,Al Lorraine:trombone
Les Clarke,Jerry Therkeld:alto sax
George Berg,Mickey Rich:tenor sax
Sid Brown:baritone sax
Tony Nichols:piano
Jimmy Johnston:bass
Stan Kay:drums (7,12)
Dorothy Reid:vocal (2,5,10)
Mar.27,1946,Hollywood (9-13)
Mar.28,1946,Hollywood (1-8)
Big Band Paradise
