Quincy Plays For Pussycats

Quincy Jones And His Orchestra

1960年代当時にヒットしたポップス・ナンバーをクインシー流?のオーケストレイションで聴かせるアルバム。
万人向けの曲をちょっとヒネリを効かせたアレンジと賑やかなサウンドで楽しく聴かせる事に徹したコマーシャル・アルバムと言うところですかね。
ミュート・トランペットと琴のデュエットによる Blues For Trumpet & Koto のオリジナルは不明ですが、シュールなサウンドは目新しいかも。
ベイシー・バンドの Li'l Darlin' ばりの心地よいバラードで始まる Satisfaction は意表を突かれますね。
1994年にリリースされた国内版CDバージョンは、肝心の Mack The Knife の代わりに Soul Bossa Nove が収録されたイミフの構成。

大好き度:★★

◎なかでもこの1曲! → 「Mack The Knife」
ホンキートンク調で始まり途中からゴージャスにスイングするアレンジで楽しませるお馴染みのナンバー。
4ビート・コーラスでちょこっと登場するテナー・ソロがやたらカッコいいです。

1.What's New Pussycat
2.The Gentle Rain From the Movie "The Gentle Rain"
3.Blues In The Night
4.After Hours
5.Blues For Trumpet & Koto
6.(I Can't Get No) Satisfaction
7.A Walk In The Black Forest
8.Non-Stop To Brazil From the Movie "The Gentle Rain"
9.The Hucklebuck
10.Mack The Knife
11.Sermonette
12.The "In" Crowd

1965?