Lausanne 1960

The Quincy Jones Big Band



クインシー率いるドリーム・バンドの欧州ツァーのうちのスイスのローザンヌでのライブを納めたアルバムで、
放送音源と思われる「Swiss Radio Days Jazz Series」のうちの1枚。
レパートリーはアルバム「The Birth Of A Band !」以来のお馴染みのナンバーがメインですが、相変わらずの
ゴージャスなメンバーによるド迫力の演奏が熱いです。
Bith of a Bandはいくつかある音源の中でも最高速のスピード違反級クラス。
アーニー・ウイルキンス作のBig Redもアクセル全開のハイテンション・モードです。
サックス隊が大活躍するトリッキーなナンバーのSoulはフィル・ウッズのオリジナル。
ラストの超絶ナンバーAimail Specialは、アンコールでリピートのオマケ付き。
ステージ進行がそのまま収録されていて、曲間のクインシーのMCも聞けるのが嬉しいですね。
どうでもいいけど、The Phantom's Bluesの冒頭での怪しいコーラスはちょっと気味が悪いなあ。。。(笑)
右ジャケットバージョンも中身は同じ。

大好き度:★★★★

◎なかでもこの1曲!→「Chrokee」
司会者の紹介から間髪入れず豪快にブっ飛ばすオープニング・ナンバー。
いきなりエンジン全開のバンドも熱いですが、アーニー・ウイルキンスのアレンジがこれまたカッコいいです。

1.Chrokee
2.Chinese Checkers
3.Bith of a Band
4.I Remember Clifford
5.Ghana
6.Big Red
7.My Reverie
8.Parisian Thoroughfare
9.Moanin'
10.Soul
11.The Midnight Sun Will Never Set
12.The Phantom's Blues
13.Aimail Special
14.Aimail Special (encore)

Benny Bailey,Roger Guerin,Clyde Reasinger,Floyd Standifer:trumpets
Jimmy Cleveland,Ake Persson,Melba Liston,Quentin Jackson:trombones
Phil Woods,Poter Kilbert,Harold McNair,Jerome Richardson,Sahib Shihab:sax
Julius Watkins:french horn
Les Spann:flute & guitar
Pattie Bown:piano
Buddy Catlett:bass
Joe Harris:drums

Jun.27,1960, Lausanne

Big Band Paradise