Easy Rider

Tadayuki Harada
Toshiyuki Miyama & His New Herd



ジャケットの写真を見た瞬間に若き日のノスタルジーに浸った人はちょっと
歳がバレます。(笑)
1969年製作のアメリカ映画で当時の一世を風靡した「イージー・ライダー」
の挿入曲を、前田憲男のアレンジで原田忠幸の腹に響くバリトン・サックス
をフューチャーしてビッグバンド仕立てにしたアルバム。
曲はすべて当時の時代を反映したニュー・ロック(死語)で、ビッグバンドで
再演するのはちょっと無理があるのは否めません。
主演のピーター・フォンダとデニス・ホッパーが映画の製作、プロデュース、
監督まですべてこなし、最後に自分たちをショットガンで殺してしまうシーン
がとても強烈な印象の映画でした。
当時のアメリカの社会を痛烈に批判したこの映画の社会性はさておいて、
映画の公開をきっかけにして日本中にチョッパー・ハンドルのバイクが氾濫
した事を思い出してしまいます。

大好き度:★

1.The Pusher
2.Born To Be Wild
3.The Weight
4.Wasn't Born To Follow
5.If You Want Be A Bird
6.Don't Bagart Me
7.If Six Was Nine
8.Kyrie Eleison
9.It's Alright,Me
10.Ballad Of Easy Rider

原田忠幸:baritone sax
高見弘,中山進治:alto sax
市原宏裕,前田章治:tenor sax
砂原俊三:baritone sax
羽鳥孝次,村田文治,佐野健一,藤崎邦夫:trumpet
片岡輝彦,上高政通,戸倉誠一,青木武:trombone
今城嘉信:piano,山木幸三郎:guitar
山本五郎:bass,田畑貞一:drums

1970?

Big Band Paradise