Gerry Mulligan and The Concert Jazz Band
1960年秋の欧州ツァーの後のビレッジ・ヴァンガードでのライブを収録したアルバム。
前２作にも増して洗練されたこのバンドの魅力を堪能できます。
バリトン・サックスで聴くCome Rain or Come Shineも新鮮です。
Let My Peaple Beでのクラーク・テリーのソロは彼の本領発揮（笑）。
大好き度：★★★★
◎なかでもこの１曲！→「Lady Chatterley's Mother」
アル・コーンの作編曲になる急速テンポのバップ調ナンバー。
ダイナミックなバッキングのアンサンブルにのって繰り広げられる熱気あふれるソロ・プレイは
聴いていてグイグイ引き込まれますし、中間部のスリリングなサックス・ソリも聞きどころ。
後半からエンディングにかけての大迫力のアンサンブルとテュッテイをドライブするメル・ルイス
のドラムも絶好調です。
1.Blueport
2.Body And Soul
3.Black Nightgown
4.Come Rain or Come Shine
5.Lady Chatterley's Mother
6.Let My Peaple Be
Gerry Mulligan,baritone sax,piano;
Nick Travis,trumpet; Don Ferrara,trumpet;
Clark Terry,trumpet;
Bob Brookmeyer,valve trombone; Willie Dennis,trombone;
Alan Raphe,trombone;
Gene Quill,sax,clarinet; Bob Donovan,sax;
Jim Reider,sax; Gene Allen,sax,clarinet;
Bill Crow,bass; Mel Lewis,drums;
Dec.1960, New York
Big Band Paradise
