Boléro
Manhattan Jazz Orchestra
MJO結成25周年の記念アルバムとして制作されたのは日本人好み？のクラシック音楽集で、MJO初の日本国内レコーディング。
どんな素材でも洗練されたマンハッタン・サウンドに料理してしまうマシュウズは流石ですが、ここまで来るとちょっと企画先行型のような気もします。
お馴染みの仰々しいテーマに続く緊張感いっぱいのソロとアンサンブルのバトルが熱いツァラトゥストラもデオダート版が登場した時ほどのインパクトはありませんが、変幻自在のオーケストレイションと言う意味では現代のラヴェルと言えなくもないです。
大好き度：★★
◎なかでもこの１曲！ → 「Symphony No.5」
アバンギャルドなモダン・サンバ風に仕立てたベートーヴェンの「運命」。
日本人にとってクラシック音楽と言えばこれは欠かせません。（笑）
刑事ドラマのテーマ曲みたいなエンディングも日本人向け？
1.Also Speach Zarathustra
2.Boléro
3.Symphony No.5
4.Piano Concerto No.2
5.William Tell Overture
6.Pictures At An Exibition
7.Etude Tristesse
8.Waltz Of The Flowers
9.Hungarian Dance No.5
10.Eine Kleine Nachtmusik
David Matthews:piano
Seneca Black,Michael Rodriguez,Brian Pareschi,Jhon Bailey:trumpet
John Fedchock,Larry Farrell,Pat Hallaran:trombone
Max Seigel:bass trombone
John Clark,Vincent Chancy:french horn
Marcus Rojas:tuba
Chris Hunter:alto sax,flute
Bob Malach:soprano sax,tenor sax,flute
宮本大路(1,5-8):bass clarinet,baritone sax
谷口英治(2-4,9,10):bass clarinet
Mike Hall:bass
Terry Silverlight:drums
Feb.28 & Mar.1,2014, Tokyo