Bird With The Herd - 1951
Charlie Parker
Woody Herman's Orchestra
ハーマンのバンドをバックにしてチャーリー・パーカーが全面的にフューチャーされたライブのアルバム。
全盛期を過ぎたとは言え、湧き出るように繰り出されるチャーリー・パーカーのインプロヴィゼーションは流石ですが、バックの
バンドのドライブ感もハンパないです。
ハーマン・バンドの十八番の Four Brothers ではパーカー1人が4人分のソロを吹きまくりますが、途中でフレーズが詰まったり
コーラスを見失ったりする残念なテイクかも。
CDバージョン(右ジャケット)は冒頭に How High The Moon のボーナス・トラック付きですが、何故かラストの Leo The Lion が
もう一度 How High The Moon だったりする雑な造り。
(CDジャケットはハーマンが前面に出てますが、ハーマン自身のクラリネットはほとんど出番がないです・・・)
逆にYou Go To My Head は、LPでは冒頭の一部がカットされていますがCDではフルバージョンが収録されています。
大好き度:★★★
◎なかでもこの1曲!→「Lemon Drop」
パーカーもバンドも熱く盛り上がる超絶バップ・ナンバー。
テーマ・アンサンブルがメンバーのスキャット・コーラスなのはお遊び?(笑)
1.You Go To My Head
2.Leo The Lion
3.Cuban Holiday
4.The Nearness Of You
5.Lemon Drop
6.The Goof And I
7.Laura
8.Four Brothers
9.Leo The Lion
Woody Herman:clarinet
Roy Caton,Doug Mettome,Don Fagerquist,John McComb:trumpet
Urbie Green,Jerry Dorn,Fred Woods:trombone
Bill Perkins,Dick Hafer,Kenny Pinson:tenor sax
Sam Staff:baritone sax
Dave McKenna:piano
Red Wootten:bass
Sonny Igoe:drums
Aug.1951, Kansas City
Big Band Paradise