Harlem
Duke Ellington And His Orchestra
同年６月に来日する前の７か国欧州ツアーのうちのストックホルムでのライブの一部を収録したアルバム。
1960年代の黄金メンバーによる充実したライブ・ステージの模様を垣間見ることができるアルバムです。
クーティー・ウイリアムス作の The Opener は、Jam With Sam チックなド派手なソロ・リレー・ナンバー。
ハイテンポなブルースをパワフルなソロで抜き抜けるポール・コンザルベスのテナーは相変わらず素晴らしい。
The Prowling Cat は、タイトル通りキャット・アンダーソンの自作自演による彼のショー・ケース・ナンバー。
資料によれば、当日は収録曲の他に Take The "A" Train,Creole Love Call,The Mooche,Perdido,Far East Suite の一部なども演奏されたようです。
大好き度：★★★
◎なかでもこの１曲！ → 「A Happy Reunion」
ポール・ゴンザルベスのテナー・ソロ・フューチャーの美しいバラード。
切々と唄い上げるエモーショナルな演奏はゴンザルベス君の魅力を再発見です。
1.The Opener
2.A Happy Reunion
3.Blow By Blow
4.Caravan
5.Tutti For Cootie
6.Satin Doll
7.Harlem
8.Things Ain't What They Used To Be
9.All Of Me
10.The Prowling Cat
Cat Anderson,Rolf Ericson,Cootie Williams,Herbie Jones:trumpet
Lawrence Brown,Buster Cooper,Chuck Connors:trombone
Johnny Hodges,Russell Procope,Jimmy Hamilton,Paul Gonsalves,Harry Caney:reeds
Jimmy Woode:bass
Sam Woodyard:drums
Duke Ellington:piano
Mar.9,1964, Stockholm