Aichi Gakuin University Singing All Stars
当時の実力派６大学のバンドで制作された「カレッヂ・ビッグ・バンド・シリーズ」の第１弾。
1978年の第９回山野ビッグバンドコンテストに彗星のごとく現れて話題となった愛知学院大学
SINGING ALL STARSが同年にレコーディングしたアルバムで、アレンジと指揮はＯＢでもある
藤崎邦夫氏。
当時の実力派学生バンドのレベルの高さを感じさせる素晴らしい演奏が聴けます。
デット・ヒース調の清涼感溢れるStar Dustはラッパのリレー・フューチャーでしっとり聴かせる
美しい演奏。
雅楽チックなサウンドとフリージャズ風なイントロから始まる現代音楽風組曲Minazoko no Miyako
（水底の都）は藤崎邦夫氏のオリジナル。
ファーガソン系アレンジのLonely TimeやLa Fiestaにおけるラッパ隊のハイノートも強力です。
個人的にはMantecaの冒頭の掛け声が何と叫んでいるのか知りたい（笑）。
◎なかでもこの１曲！→「Night Sprite」
ご存じチック・コリアのコンテンポラリ・ナンバーをビッグバンドにアレンジした作品。
変幻自在のビートを叩き出すパワフルなドラミングと、若いエネルギーが爆発する
エネルギッシュなアンサンブルに圧倒されます。
1.Night Sprite
2.Lonely Time
3.Mateca
4.Star Dust
5.Minazoko no Miyako
6.La Fiesta
加藤淳：trumpet; 宮地重彦：trumpet; 戸田逸二：trumpet;
松田淳一：trumept; 浅井憲二：trumpwet;
藤城直司：trombone; 稲葉朋久：trombone;
平岩太伸：trombone; 杉浦徹：bass trombone;
高木徹：alto sax,soprano sax,flute;
浜田芳治：alto sax,soprano sax,flute;
野畑道一：tenor sax,clarinet; 尾嶋健二：tenor sax,clarinet;
山田篤：baritone sax,bass clarinet;
永井邦治：piano; 水野浩子：synthesizer; 伴紀良：琴;
山田泰良：guitar; 仲島千春：bass; 塚田博敏：bass;
奥谷孝：drums; 宮本裕士：percussion;
Dec.13,1978, Nagoya
Big Band Paradise
