High Way

早稲田大学ハイ・ソサエティー・オーケストラ



今では珍しくなくなった学生バンドのアルバム・リリースの草分けで、収録曲のうち
Yama To Mizu (山と水)は鈴木宏昌氏、Resurrection は東海林修氏の書き下ろし。
学生バンドの中でも常にトップレベルを維持しているハイソの70年代の演奏の記録として、
今聴いてもそのレベルの高さに驚かされます。
因みにジャケットにも特に記載がありませんが、このアルバムは国内ビッグバンド初の
ダイレクト・カッティング(演奏しながらリアルタイムで原盤カッティングする方法)で制作された
LPとの事で、片面分を休み無しにノーミスで一気に演奏するのはさぞや大変だっと思います。

◎なかでもこの1曲!→「Resurrection」
ちょっとサド・ジョーンズのMean What You sayを思わせる、エレガントにスイングする
ミディアム4ビート・ナンバー。

1.Yama To Mizu
2.Birdland
3.Don't Get Aroynd Much Anymore
4.Johnny Hodges
5.Resurrection

杉山正明,伊藤誠司,望月俊明,高雅治:trumpet
山田聡,阿部能久,高久浩,菅原義昭:trombone
徳広裕:alto sax,soprano sax
山谷健一:tenor sax
飯塚淳一:alto sax
篠塚秀樹:tenor sax,soprano sax
御子柴秋彦:baritone sax
佐藤真理:piano
岩村謙:guitar
高尾幸宏:bass
森茂:drums

Dec.18-20,1977, Tokyo

Big Band Paradise