The Kenny Clarke Francy Boland Big Band
クラーク・ボーラン・バンドが1969年２月に２週間にわたってロンドンのロニー・
スコッツ・クラブに出演した時のライブ・アルバム。
いつもながらエレガントかつダイナミックなアンサンブルと、スリリングなソロを
たっぷり堪能させてくれるゴキゲンなライブですね。
フランシー・ボーランの組曲「Inferno-Suite」からのナンバーのAne Then We
Issued Out Again To See The Starsでは、急速テンポで豪快にスィングする
アンサンブルの後にケニー・クラークとケニー・クレアのドラム・バトルで盛り上
がります。
なおアルバム「Rue Chaptal」は同じ日のステージ後半の録音のようです。
大好き度：★★★★
◎なかでもこの１曲！→「Volcano」
ケニー・クラークのオリジナルになるタイトル・ナンバー。
アップテンポでダイナミックにスィングするバッキングに乗って次々に登場する
バースのソロがワイルドです。
1.Box 703
2.Griff's Groove
3.Volcano
4.Love Which To No Loved One Permits Excuse For Loving
5.Now Hear My Meanin'
6.Ane Then We Issued Out Again To See The Stars
Derek Humble,sax; Johnny Griffin,sax; Ronnie Scott,sax;
Tony Coe,sax,clarinet; Sahib Shihab,sax;
Benny Bailey,trumpet; Idress Sulieman,trumpet;
Dusko Gojkovic,trumpet; Tony Fisher,trumpet;
Ake Persson,trombone; Nat Peck,trombone; Erik van Lier,trombone;
Francy Boland,piano; Ron Mathewson,bass;
Kenny Clarke,drums; Kenny Clare,drums;
Feb.28,1969, London
Big Band Paradise
