Count Basie And His Orchestra
1957年のニュー・ポートＪＡＺＺフェスティバルでのライブで、特筆はオールド・
ベイシー時代のスター・プイヤーであるレスター・ヤング、ジョー・ジョーンズ、
イリノイ・ジャケー、ボーカルのジミー・ラッシングをゲストとしてカムバックさせ、
さらにラッパのロイ・エルドリッジのゲスト出演まである超豪華な顔ぶれに
ビックリです。
このステージのための新曲「Swingin' At Newport」以外はオールド・ベイシー
時代のナンバーがメインで、司会もベイシーの育ての親とも言うべきジョン・
ハモンドと来れば同窓会雰囲気で盛り上がるのも当然ですね。
Polka Dots And Moonbeamsでのレスター・ヤングのムーディなテナー・ソロ
が素晴らしい。
なおＣＤ版は、同名の別アルバム「At Newport」に納められた５曲も一緒に
カップリングされたお買い得盤になってます。
大好き度：★★★★
◎なかでもこの１曲！→「One O'Clock Jump」
スター・プレイヤーのソロがオンパレードのジャムを繰り広げるナンバー。
レスター・ヤングとイリノイ・ジャケーのテナー・ソロの対比がなかなか興味を
そそる上に、最後はロイ・エルドリッジの猛烈なハイノート・キックの連発で
エンディングに突入して思い切り盛り上がる演奏です。
ベイシーの力強いピアノも印象的。
1.Swingin' At Newport
2.Polka Dots And Moonbeams
3.Lester Leaps In
4.Sent For You Yesterday And Here You Come Today
5.Boogie Woogie ( I May Be Wrong )
6.Evenin'
7.One O'Clock Jump
Joe Newman,trumpet; Wendell Cully,trumpet;
Reunald Jones,trumpet; Thad Jones,trumpet;
Henry Coker,trombone; Benny Powell,trombone;
Bill Hughes,trombone;
Marshall Royal,sax,clarinet; Bill Graham,sax;
Frank Foster,sax; Frank Wess,sax,flute;
Charlie Fowlkes,sax;
Count Basie,piano; Freddie Green,guitar;
Eddie Jones,bass; Sonny Payne,drums;
Lester Young,sax; Jo Jones,drums;
Illinois Jacquet,sax; Roy Eldridge,trumpet;
Jimmy Rushing,vocal;
Jul.7,1957, Newport
Big Band Paradise
