Count On The Coast

Count Basie And His Orchestra



1958年6月24日から7月3日までロサンゼルスのクレッセント・クラブに出演した時のライブがLPアルバム3枚に
わたってリリースされた「Count On The Coast」シリーズのVol.1。
アトミック時代の最強メンバーが強烈にスィングする素晴らしい演奏がテンコ盛りの嬉しいアルバムです。
このシリーズがすべてCD化されているのに加えて、さらにLPに収録されていないテイクによる別CDもリリース
されていて、ベイシー・フリークにとってウハウハ・モードですね。
この時期のベイシーはルーレット・レーベルの専属であったのでレーベル外のプライベート録音が1980年代に
なって日の目を見たと推定されますが、1950年代のライブとしてはバツグンに録音状態が良いのも特筆です。

大好き度:★★★

◎なかでもこの1曲!→「Sweetie Cakes」
マーシャル・ロイヤルがリードするサックス隊が美しいアーニー・ウィルキンス作のミディアム・スロー・ナンバー。
100万ドルのサックス・セクションによる悩殺サックス・ソリをたっぷり楽しめます。

1.Moten Swing
2.Cute
3.Sweetie Cakes
4.Indian Summer
5.Jumpin' At The Woodside
6.Plymouth Rock
7.Flight Of The Foo Bird
6.Li'l Darling
7.Low Life
10.Whirly Bird

Marshall Royal,sax; Frank Wess,sax,flute; Frank Foster,sax;
Billy Mitchell,sax; Charlie Fowlkes,sax;
Wendell Culley,trumpet; Thad Jones,trumpet;
Snooky Young,trumpet; Joe Newman,trumpet;
Henry Coker,trombone; Benny Powell,trombone; Al Grey,trombone;
Freddie Greene,guitar; Count Basie,piano;
Eddie Jones,bass; Sonny Payne,drums;

Jun.24,1958,Los Angeles(1-6)
Jun.25,1958,Los Angeles(7-10)

Big Band Paradise