Me And You

Count Basie And His Orchestra



晩年のベイシーのバンドによるアルバム。
8曲中の3曲はピックアップ・メンバーによるスモール・バンドによる演奏です。
Bridge Workはちょっとカンサスシティ7の雰囲気かも知れません。
全体的に強烈にスィングするベイシー・バンド!と言う感じではなく、ベイシーの
ピアノもそれまでのアルバムとはかなりイメージが違ってきています。

大好き度:★★★

◎なかでもこの1曲!→「Easy Living」
アルト・サックスのソロをフャーチャーした美しいスロー・バラード。
サビは倍テンになって最後はカデンツァで終わるオーソドックスなアレンジですが、
ベイシー・ナンバーとしてはちょっと異色の都会的サウンドです。
この曲ではベイシーのピアノはほとんどと言っていいほど聞こえません。

1.Mr.Softie
2.Moten Swing
3.She's Funny That Way
4.Right On, Right On
5.Me And You
6.Crip
7.Bridge Work
8.Easy Living

Eric Dixon,sax; Eric Schneider,sax; Danny Turner,sax;
Christopher Woods,sax; John Williams,sax;
Sonny Cohn,trumpet; Dale Carley,trumpet;
Steven Furtado,trumpet; Bob Summers,trumpet;
Frank Szabo,trumpet;
Bill Hughes,trombone; Grover Mitchell,trombone;
Dennis Wilson,trombone; Mitchell 'Booty' Wood,trombone;
Freddie Green,guitar; Count Basie,piano;
Cleveland Eaton,bass; Dennis Mackrel,drums;

Feb.1983, Hollywood

Big Band Paradise