The Count Baise Orchestra

Count Basie and his Orchestra



時期も場所も不明で録音状態も良いとは言えぬライブ盤。
しかもジャケットはいかにも海賊版みたいな造り。。。
しかし曲名を見て思わず「ん?」っと唸ってしまうのがベイシー・フリークたる所以。(笑)
中身を聴いてみるといくつかのライブ音源の寄せ集めのようですが、ディスコグラフィから
(6-11)は1966年12月19日のニューヨークのマーク・トウェイン号でのライブ音源である
可能性が高く、もしそうだとするとドラムはトラ?出演のバディ・リッチと言う事になります。
クインシー・ジョーンズの「Nasty Magnus」の異名同曲であるMagpieのアンサンブルや
サックス・ソリの迫力には圧倒される事ウケアイ。
The Midnight Sun Never Setsでのフレディー・グリーンのリズム・ギターの存在感が
いつにも増して強烈で、この手の曲ではベースもドラムも必要ないくらいですね。
(12-15)は録音状態はイマイチですが、Oh,So Niceのライブ版が聴けると言う意味では
貴重な音源です。
尚、記載曲名のうち「Macy」は「Basie」、「Hayburner」は「Fun Time」、「Mint Julep」は
「Hay Burner」のそれぞれ誤クレジット。

大好き度:★★★★

◎なかでもこの1曲!→「Ceaseless Blues」
フランク・フォスターによるカンザスシティ・ムードたっぷりのコテコテのブルース。
泥臭いブルージーなフレーズの分厚いサックス・ソリが鳥肌モノです。

1.Li'l Darlin'
2.Swingin' Shepherd Blues
3.I Can't Stop Loving You
4.Corner Pocket
5.Magpie
6.I'm Beginning to See the Light
7.Ceaseless Blues
8.Blues in Hoss' Flat
9.The Midnight Sun Never Sets
10.Things Ain't What They Used to Be
11.Macy
12.Boone's Blue
13.Oh, So Nice
14.Hayburner
15.Mint Julep

1966?(1-5)
1966?(6-11)
1968?(12-15)

Big Band Paradise